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静岡県の皮膚科クリニックとアトピー性皮膚炎
静岡県には、評判が高い皮膚科クリニックも多く、
連日多くの患者が訪れます。
ここ数年で増えているのが、
アトピー性皮膚炎の患者です。
アトピー性皮膚炎は、
医学がかなり進歩した現在でも、
はっきりとした原因が判明していない病気のひとつです。
痒みのある湿疹が体の様々な部位にでき、
肌のバリア機能が低くなるのが特徴です。
皮膚の水分保持力もバリア機能も低下するため、
外部からの刺激に対して弱くなってしまうのです。
アトピー性皮膚炎を発症すると、
水分が少ない乾燥した肌になることに加え、
ただれたり、皮膚が厚くなったりします。
家族にアレルギーを起こしやすい人がいる場合、
アトピー素因があると言います。
しかし、アトピー素因があっても、
その人がアトピー性皮膚炎になるとは限りません。
アトピー性皮膚炎の患者にとって、
紫外線は大きな敵です。
バリア機能のない肌は、
紫外線の刺激を直接受けてしまうので、
様々な皮膚トラブルの原因にもなります。
ですから外出するときは、
日焼け止めクリームをしっかり塗って、
できるだけ肌の露出を避けることが大事です。
眠っている時は、痒いと思わず引っ掻いてしまい、
傷口から菌が侵入して皮膚炎の症状が悪化することも少なくありません。
日頃から爪は短く切り、
清潔にしておくことが大事です。
また、眠るときに手袋をしておけば、
寝てる間に無意識に引っ掻いてしまっても、
皮膚への負担を抑えることができます。
保護のための手袋を選ぶ場合は、
絹や綿といった天然素材の肌に優しい手袋を選ぶことが大切です。
アトピー性皮膚炎で使われている治療薬の中で、
良く知られているのが、ステロイド外用薬です。
副腎皮質ホルモンを含んでいるステロイド外用薬は、
免疫抑制剤です。
免疫の働きを抑えて、
炎症が起きないようにします。
ステロイド外用薬は、
5段階に分類されており、
症状によって使い分けます。
治療薬の中には、
副腎皮質ホルモンを含まない免疫抑制剤もあります。
この薬は、顔によく使われます。
