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腎臓機能低下がアトピー性皮膚炎を招く
アトピーは皮膚病ではなく、内臓疾患です。
特に腎臓の機能の低下と深い関わりがあります。
腎臓は、握りこぶしくらいの大きさの臓器で、
そら豆のような形をしており、
腰のやや上に左右対称に1個ずつあり、
生命と健康を維持するために、
大切な役割を担っています。
腎臓の働き
- 老廃物を体外に排出する。
- 血圧を調節する。
- 血液を作る指令塔。
- 体液量やイオンバランスを調節する。
- 骨を強くする。
アトピー性皮膚炎患者には
浮腫みやすい人が多いです。
それは腎臓の機能が低下したからです。
外界から侵入したアレルゲンを
皮膚組織で補足処理できなかったため、
そのアレルゲンを腎臓を通して
体外に排除しようとしたためです。
補足処理できなかったアレルゲンを
腎臓を通して体外に排除するため、
血流に乗ってアレルゲンが
腎臓の糸球体の所へやってきます。
リンパ球や白血球がアレルゲンに向かって
活性酸素を放出して処理しようとするのですが、
この時、糸球体そのものも障害されてしまうのです。
結果、腎臓機能は低下して
排尿の完全な処理ができなくなるのです。
そのため、全身の組織に浮腫みが現れるのです。
体内に侵入したアレルゲンはなるべく速やかに、
皮膚の組織内で補足処理する必要があります。
腎臓の機能が低下した場合、
水分、塩分、蛋白質など、
腎臓に負担をかけるものを食事制限します。